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010ブログメディアのアクセスを増やしたければ流入経路を把握せよ

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ブログメディアを制作・運営しても、読者がひとりでにやってくるわけではない。

アクセス数を増やし、目的達成に近づけるには、インターネット検索、SNSなど、流入経路ごとに、的確な対策を施す必要がある。


検索エンジン

"メディア野郎" こと、田端信太郎氏が、名著『MEDIA MAKERS』の中で、「ストック」と「フロー」という概念を、非常にわかりやすく説明している。

ブログメディア運営において、ストック型のコンテンツとは、Google、Yahoo!など、検索エンジンを経由して、長期に渡ってアクセスを稼ぎ続けられる記事を指す。

たとえば、ハウツー、ケーススタディ、解説などのコンテンツは、その情報を「知りたい」「調べたい」「学びたい」など、必要とする人が存在する限り、インターネット検索をして、常に誰かがアクセスし続けるだろう。

検索エンジンからのアクセスを向上させるには、言うまでもなく、SEOの視点が重要になる。SEOについての詳細は、連載第6回7回で解説しているので、参考にしてほしい。

ソーシャルメディア

「ストック」の代表が検索エンジンならば、「フロー」の代表はソーシャルメディアだ。

フロー型コンテンツの特徴は、TwitterやFacebookなどのSNSで、大きく拡散し、短期的に爆発的なアクセスを稼げる点にある。

代表的なものは、時事ネタだ。マスメディアがこぞって報道したり、世の中を揺るがすような大きな事件が起きたり、今まさに注目を集めているテーマは、人々に「今、読まなければ」との思いを抱かせる。

もう一つは、ゴシップや、感動話など、人々の好奇心や欲求に訴えかけるようなテーマだ。やはり人々に「今、読みたい」との思いを抱かせる特徴がある。

ソーシャルメディアでの拡散を狙うには、「今、読まなければ」「今、読みたい」と、人々に直感させるようなテーマを選ぶとよい。

素材そのものが新鮮でもなくとも、関心を引くタイトルを付けたり、魅力的なキャッチコピーを付けたり、というテクニックもある。

コンテンツの内容について、意見を言いたくなったり、記事の存在を人に知らせたくなったときに、手間なく拡散できるようにしておくというのも、重要な対策の一つだ。

記事内にソーシャルボタンを配置したり、SNS上に記事URLを投稿しておいたり、ちょっとした工夫が、大きな差を生む。

はてなブックマーク

ソーシャルブックマークサービスの代表格が、はてなブックマークだ。

多くの "はてなユーザー" にブックマークされると、はてなブックマークサイト内で、人気エントリーとして表示される。

こうなると、はてなブックマークのサイトから、まとまったアクセスが得られる。

同時に "はてなユーザー" の多くは、情報収集や、情報発信に熱心であり、ソーシャルメディア上で影響力があるケースも多い。SNS拡散の起点ともなりえる。

対策は、大きく2種類ある。

1つは、 "はてなユーザー" が意見を言いたくなったり、人に知らせたいと思うような、魅力的、あるいは議論が巻き起こるようなコンテンツを制作する方向性だ。

はてなブックマークには、ブックマークと同時に簡単にコメントを付ける機能があり、活発なコミュニケーションが行われている。これを活用するのだ。

もう1つは、ブックマークしておきたい(保存しておきたい)と感じるような、ハウツーやケーススタディ、まとめ記事などを制作する方向性だ。

こちらのほうが、企業のオウンドメディアとしては、取り組みやすいケースが多いだろう。

ポータルサイトほか

フロー型の流入で、日本国内でもっとも影響力があるのは、ポータルサイトであるYahoo! JAPANだ。

Yahoo!ニュースで、関連記事として取り上げられると、数時間で5万、10万単位のページビューが生まれ、同時アクセス者数も、数千人に達するケースがある。

安物のレンタルサーバーでは、ダウンしてしまうほどだ。あまりに強力なので、「Yahoo!砲」などと呼ばれる。

Yahoo!ニュースの関連記事は、ニュース本編を補足できる有益な記事を、人力で選んでいると言われている。おそらく、インターネット検索もしていることだろう。

であれば、対策としては、オリジナリティがあり(競合が少なく)、質の確かさで周囲に負けないコンテンツを制作していく以外に、方法はない。

これは、人力でコンテンツを選別する仕組み......たとえば、ソーシャルニュース『News Picks』や、『NEVERまとめ』等のまとめサイト、個人サイトで取り上げてもらう際にも、同様だ。

RSSフィード

RSSリーダーの代表格であった『Googleリーダー』が、2013年7月にサービス終了して以来、いよいよ「RSSフィードの購読は死んだ」と目されるようになった。

実際、インターネット利用者のうち、RSSフィードを購読して、ブログやニュースサイトをチェックしている人は、一割にも満たないのではないか。

ただし、その一割未満のRSSフィード利用者は、情報収集・発信に熱心で、SNS拡散の起点となる "インフルエンサー" である可能性が高い。

RSSフィードを購読してもらえれば、確実にすべての記事を(少なくとも、タイトルと書き出し程度は)チェックしてもらえるわけで、メディア運営の視点からは、他では代替できない価値を、未だに持ち続けている、と私は考えている。

RSSフィードを購読してもらうための唯一の方法は、読者に「このサイトのコンテンツは、見逃したくない」「チェックしていれば、良質な記事に巡りあえるかもしれない」と直感してもらうことだ。

すなわち、質の高いコンテンツを提供し続ける以外にない。

アクセスを増やしたければ流入経路を把握せよ

個人が趣味で運営するブログだろうが、企業がオウンドメディアとして運営するブログだろうが、アクセス数を増やすために、やるべきことは、なんら変わりがない。

流入経路を把握して、個別に適切な対策を施す以外に、王道はないのだ。

あなたの会社のブログメディアは、どこから読者がやってくる想定なのか? あるいは、実際にどこからやってきているのか?

はっきり見えているだろうか。

もし見えていなかったり、曖昧だったりしたら、放っておいても成果は上がらない。いちど立ち止まって、すべての流入経路を把握できるよう努めてほしい。


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著者情報

ヨリカネケイイチ

寄金佳一

1979年生まれ。横浜市在住。『D*MANIA』ディレクター、フリーライター、ブロガーとしての活動を中心に、WEBライティング講師や、WEBマーケティング&メディア運営アドバイザーを手がける。

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寄金佳一

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