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001ビジネスモデル探偵、前夜 - 本当の情報と本当の価値

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MAKEPO編集部からコラム連載記事執筆の依頼があったので、「IT業界のビジネスモデル」について連載してみることにした。タイトルのとおり、他社様の事業のビジネスモデルについて、筆者が(想像の翼を広げて)この連載で勝手に推理するコーナーと思って欲しい。

「ビジネスモデルを考える人」が世の中には存在する

彼らの思考は、激しい競争を繰り返し、勝ち抜き、何かの縁で一緒にす事することになった味方をいかに生き残らせるか、の一点に集約される。彼らは偶然を信じない。勝者は勝つべくして勝ち、敗者は負けるべくして負けると考える。自社の事業を成功に導くために、ビジネスモデルという刀を振りかざし、真剣勝負を繰り広げる彼らの心情に、この連載を通じて少しづつ触れてみたい。

ビジネスモデルを語るためには、まずは業界を知る必要がある。次の図1を見て欲しい。10年前のIT業界をベン図で簡単に記したものだ。

001.png(図1)

ハードウェア業界、ソフトウェア業界、情報処理サービス業界の3業界が鼎立しているところに、新興勢力としてインターネット業界が存在感を露わにしてきた時代だ。あ!ちなみに、この連載では「ハードウェア業界とは、うんちゃらかんちゃらで、代表的な企業は、IBMーー以下略」のような、用語説明は(めんどうだから)しないので、自分でググって欲しい。まあ、Wikipedia、コトバンク、IT用語辞典、webiloあたりを一巡すれば、間違った理解、偏った理解にならないだろう。

次の図2は、3業界それぞれのビジネスモデルを超チョーChou簡単でいい感じに描いたものだ。

bizmodel-001-002.png (図2)

ビジネスを経験していない学生でも理解できるレベルに簡略化している。実際には、複合的かつ多階層化かつ連鎖的である。ちなみに、人材派遣はIT業界として括っていない。そして、偽装請負業界?(Yes! なぞの業界)もIT業界として括るのに個人的に抵抗があるので含めていない。話を戻して――この図のように3業界のビジネスモデルは「人(♂♀)、モノ(○)、金(¥)」の動きでほとんどの説明が可能だ。一方のインターネット業界は、この「人、モノ、金」の動きだけでは説明が出来ない。それ故に、IT関連企業は正体不明で、他の業界人からすると得体のしれないビジネスに見えてしまうのかもしれない。実は、「人、モノ、金」に加えて「情報」の視点を加える事でインターネット業界のビジネスモデルが少し視えてくる。

ところで、「情報」とはなんだろう? コトバンクで調べてみた。

  1. 事物・出来事などの内容・様子。また,その知らせ。 「横綱が引退するという-が入った」 「戦争は既に所々に起つて,飛脚が日ごとに-をもたらした/渋江抽斎 鷗外
  2. ある特定の目的について,適切な判断を下したり,行動の意思決定をするために役立つ資料や知識。
  3. 機械系や生体系に与えられる指令や信号。例えば,遺伝情報など。
  4. 物質・エネルギーとともに,現代社会を構成する要素の一。
引用元:情報とは-コトバンク

以上の4つが定義されている。

(1)の定義は広く知られる「お知らせ」の意味合いだ。このような、誰でも知ってる情報や入手が容易な情報は、経済的な価値は低い。(3)は特定分野での専門用語だ。(4)は大雑把すぎて私には意味がよくわからない。 ということで、ビジネスモデルの観点で考える場合、(2)の定義がもっとも相応しいだろう。

次ページ 情報とは、適切な判断を下したり、行動の意思決定をするために役立つ知識

© MAKEPO

 
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著者情報

サクムラヒロフミ

作村裕史

赤坂と横浜と鎌倉を拠点に活動するビジネスモデル探偵。インターネットを使ったビジネスモデル構築やITを駆使した経営改善に詳しい。元ITコーディネータ補。数多くのWEBサイトや業務システムの企画開発運営に携わる。その最中も、ISP事業、レンタルサーバ事業、ソフトウェア事業、その他ウェブサービスのプロダクトマネージャーを務める。本職は、シックス・アパート株式会社で事業開発を担当。

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