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049肌サイエンスが探求する色と輝き〜資生堂「クレ・ド・ポー ボーテ」新製品発表会

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「クレ・ド・ポー ボーテ」は、1982年発売の「クレ・ド・ポー」を前身として1996年に誕生した、資生堂グループのハイプレステージブランド。日本の高価格市場で確固たる存在感を築き、現在は世界12の国と地域(日本、中国、台湾、韓国、マレーシア、タイ、シンガポール、ベトナム、インドネシア、アメリカ、カナダ、ロシア)で展開しています。

今回は、2015年10月9日にパレスホテル東京で開催された、「クレ・ド・ポー ボーテ」の「2016年新製品発表会」から、ブランドの魅力を表現する色とイメージをご紹介します。

ブランドミューズ、アマンダ・サイフリッド

Amanda_02.JPGアシンメトリーな白いワンピースで登場した、アマンダ・サイフリッド
© Getty Images for clé de peau BEAUTÉ

本イベントにあたり、2011年より、ブランドミューズを務めている米女優のアマンダ・サイフリッドが来日、登壇しました。アマンダは『レ・ミゼラブル』や現在公開中の『パパが遺した物語』をはじめとする数々の映画やTV番組、舞台で女優として、そして11歳からモデルとしても活躍しています。役柄に合わせて、ヘアメイクやカラーコンタクトレンズなどを駆使し、さまざまな女性像を演じていますが、「クレ・ド・ポー ボーテ」のキャンペーンでは、ブロンドにブルーアイの正統派美女のイメージを貫いています。本イベントには、白いアシンメトリーなワンピースで登場しました。

Amanda_06.JPG米国人写真家ブルース・ウェーバー氏の手掛けた新しいアマンダ・サイフリッドの広告写真
© Getty Images for clé de peau BEAUTÉ

会場では、CPBの宣伝広告のフォトグラファーとして起用された米国人写真家ブルース・ウェーバー氏の手掛けた新しいアマンダ・サイフリッドの広告写真も紹介されました。モノクロームの写真だからこそ、肌の輝きがより一層際立って見えるのではないでしょうか。

発表会のコンセプトは、「時間を超える輝き」の体感!

Amanda_04.JPG「クレ・ド・ポー ボーテ研究所」の特設ラボラトリーゾーン
© Getty Images for clé de peau BEAUTÉ

本イベントで発表された新製品は、ブランドの売り上げの中核をなすスキンケアアイテム。新製品イノベーションのポイントである「時間を超える輝き」の体験実感を狙いに、肌の輝きの鍵を握る「細胞(セル)」の疑似空間、そして最先端のサイエンスを担う「クレ・ド・ポー ボーテ研究所」の特設ラボラトリーゾーンが設置されました。

Amanda_05.JPG肌の輝きの鍵を握る「細胞(セル)」の疑似空間
© Getty Images for clé de peau BEAUTÉ

色の正体は光(可視光線)。可視光線は、赤外線や紫外線と同じ電磁波の一種です。私たち人間の目は、網膜内のタンパク質「ロドプシン」と「オプシン」を通じて光の明暗や色の違いを認識しています。研究の結果、目で光、色を感知するこのタンパク質は肌の細胞にも存在し、中でも「赤い光」には皮膚の水分蒸発を防ぎ、外界からの刺激から守るバリア機能の回復を速める効果があることが分かりました。また、美しい肌色の輝きは、透明度の高い角層・表皮・真皮、そして鮮やかな血色によって生まれます。「クレ・ド・ポー ボーテ」の製品には、このような「肌」と「光」の関係に着目したさまざまな研究の成果が取り入れられています。


「輝き」をデザインしたパッケージ

CPB_01.jpg「ラ・クレームn」のパッケージは、輝きを探求するブランドの象徴
©Masato.Kanazawa

新製品の中でも特に注目されるのは、ブランドを象徴するハイパフォーマンスクリーム「ラ・クレームn」(医薬部外品)(30g/60,000円)。「クレ・ド・ポー ボーテ」は、メーキャップ製品で肌表面の輝きを演出すると同時に、スキンケア製品で肌の内側(角質)の輝きにも働きかけるという双方のアプローチによって、見た目の印象を左右しようと試みています。

肌の輝きを探求するブランドの姿勢は、ロゴマークやパッケージのデザインにも反映されています。「ラ・クレームn」のゴールドのパッケージは、まるで宝石のようなカットを施され、キラキラと輝いています。「クレ・ド・ポー ボーテ」の製品を手にとった女性たちの表情を輝かせる工夫が、パッケージのデザインにも行き届いています。

「クレ・ド・ポー ボーテ」の新製品発表会は、さまざまな装置や演出を通して、ゴールド、ホワイト、レッドなどが用いられていました。これらの色は、ブランドが探求する「肌サイエンス」と結びつき、肌の表面のみならず、肌の内側から生まれる「輝き」をイメージさせます。既存のイメージにとらわれない色の使い方にも、イノベーションを探求するブランドの姿勢が感じられます。
Amanda_03.JPG「クレ・ド・ポー ボーテ」のブランドミューズ、アマンダ・サイフリッド
©2015 clé de peau BEAUTÉ
参考(画像引用元)

株式会社 資生堂:クレ・ド・ポー ボーテ ブランド公式サイト
image.net プレスサイト:資生堂 クレ・ド・ポー ボーテ 「2016年新製品発表会」
資生堂/Photo by Jun Sato © Getty Images for clé de peau BEAUTÉ

© Hanae Matsumoto

 
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著者情報

マツモトハナエ

松本英恵

カラーコンサルタント
2005年6月より、All About(オールアバウト)カラーコーディネートガイド
好きな色、似合う色、売れる色、心をつかむ色など、さまざまな観点から、カラーコーディネート、カラーマーケティングのノウハウをお伝えしています。
著書に、『心をつかむ色とデザイン 商品力・サービス力を磨くためのスキルアップ講座』(日本能率協会マネジメントセンター)、『和モヨウ配色手帖 オシャレな“和モヨウ”でもっと磨く配色レッスンBOOK』(技術評論社)などがある。

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