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Movable Type Tips

Movable Type のSEO対策を強化する

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本記事は、MovableType.jp に投稿した記事に加筆を加えて転載したものです。オリジナル記事はこちら です。

Google が公開している、「検索エンジン最適化スターターガイド」 という資料があります。Google の検索エンジンに対して、効果的に情報を反映するための、いわゆる「SEO」に関するノウハウを網羅的に解説している資料です。

この資料はいろいろなSEO技術について記述していますが、Movable Type にあてはめて考えた場合、どのような設定をしていけばよいか、いくつかの項目をピックアップしてご紹介していきます。

適切なページタイトルとdescriptionを記述する

資料では、最初の項目として、「適切なページタイトル」、そして「descriptionメタタグ」の重要性について説いています。ページタイトルをhtmlの「title」タグで記述し、ページの概要をメタタグ「description」に記述すると、Google やその他の検索エンジンにページのタイトル、概要として情報を伝え、また、検索結果のスニペットとして使われる可能性があるとしています。

[ギフト 花 ガーベラ]という検索キーワードの検索結果

(「検索エンジン最適化スターターガイド」 より)

引用した画像は同資料からの抜粋です。[ギフト 花 ガーベラ]という検索キーワードで検索された場合、サイトの中から検索キーワードに関連するページが検索結果に表示されています。このページには、ページの内容に合わせたタイトルを titleタグ、そしてページの概要を descriptionメタタグ に記述しているため、検索結果のスニペットがわかりやすく表示されています。

「タイトル」と「概要」欄を使いこなす

Movable Type の記事編集画面、そしてウェブページの編集画面には [タイトル]、そして [概要] という項目があります。[タイトル] に入力した情報は、記事の場合<$MTEntryTitle$>、ウェブページの場合は<$MTPageTitle$> というMTタグを利用してそれぞれ出力されます。また、[概要] に入力した情報は、記事の場合 <$MTEntryExcerpt$>、ウェブページの場合 <$MTPageExcerpt$> というMTタグを利用して、それぞれ出力されます。

[タイトル]と[概要]欄

Movable Type に標準で付属しているテーマ [Rainier] や [Eiger] では、 [タイトル]、[概要] に入力された情報を、記事テンプレート、ウェブページテンプレート内で、 それぞれ titleタグ、descriptionメタタグとして出力するように設定しています。

このように、適切にテンプレートが記述されている場合、[タイトル]、[概要] 欄にそれぞれ適切なタイトル、概要を記述することで、Googleなどの検索エンジンへ適切な情報を送ることができ、SEO対策に効果を発揮することが期待できます。

[概要] 欄が入力されていない場合は、 [本文] に入力された文章の先頭から、任意の文字数(初期設定値は40文字)が抽出されて <$MTEntryExcerpt$>、<$MTPageExcerpt$> タグの出力結果となります。このため万が一書き忘れても、descriptionメタタグ が空になることはありませんが、検索エンジンに適切な情報を送るためにも、概要をきちんと記述することをお勧めいたします。

URLの構造を改善する

続いて、資料中では、URLの構造について説いています。コンテンツの内容がわかりやすい URLを指定すると、検索エンジンがクロールしやすくなり、ページの URLは、Google の検索結果に表示される、としています。

Garberaの検索結果

(「検索エンジン最適化スターターガイド」 より)

引用した画像には、Google で「Gerbera」と検索した場合の結果が表示されています。サイトの深い階層にあるページが、検索キーワード「Gerbera」とマッチするURLを持っていたたため、検索結果に表示されていることが分かります。

「出力ファイル名」を意識する

Movable Type で、このURLを決めるのが [出力ファイル名] という入力欄です。[出力ファイル名] に入力した文字列は、記事の場合 <$MTEntryBasename$>、ウェブページの場合 <$MTPageBasename$> というMTタグを利用して、それぞれ出力されます。

[出力ファイル名]

[出力ファイル名] を適切に入力することで、URLがわかりやすくなり、Google などの検索エンジンに認識してもらえることが期待できます。[出力ファイル名] を入力しない場合、[タイトル] に記入した文字から、日本語が抜かれた値を自動で反映しますが、検索エンジンに適切な情報を与えるためにも、きちんとファイル名を入力することをお勧めいたします。

なお、記事・ウェブページアーカイブのアーカイブマッピング設定によっては、[出力ファイル名]を利用しない場合もありますので、ご注意ください。

XMLサイトマップを利用する

資料では、サイトマップの重要性についても触れています。HTMLのサイトマップがあるとユーザーにとって利便性が上がり、XMLのサイトマップがあると、検索エンジンがサイト内にあるすべてのページを発見する手助けになる、としています。

Movable Type で、検索エンジン用のサイトマップを作成する場合、テンプレートを活用するとよいでしょう。Movable Type のドキュメント「検索エンジン用サイトマップの作成」 では、ブログの記事、ウェブページをGoogleにお知らせするためのサイトマップ用テンプレートコードがあります。このテンプレートコードをつかって、Google に自分のサイトをクロールしてもらいやすくしましょう。

コメントスパムにnofollow属性で対応する

資料中では、コメントスパムに対する対応についても記述されています。投稿されたコメント内のリンクは、あなたがその価値を保証できないサイトであっても、あなたのサイトの評価PageRank™)を渡してしまいます。このため、リンク先がスパムサイトであった場合、SEO的に不利になることが書かれています。

Movable Type では、コメント欄のURLに、nofollow属性を自動で付与する機能があります。[設定] => [コミュニケーション] の設定を行うと、コメントに nofollow属性が設定されます。また、承認された、信頼できるコメント投稿車の場合、自動的に nofollowを適用しないようにすることもできます。ご自分のブログでコメント機能を有効にしている方は、一度設定を見なおしてみましょう。

nofollowの設定

その他のTips

「検索エンジン最適化スターターガイド」以外にも、Googleが発表している、SEO対策に効果がある施策から、いくつかご紹介しましょう。

Google+ へのリンクを貼る

Googleは、記事の作成者が誰であるかを識別して、SEOの重み付けに取り入れようと試みはじめています。いわゆる「オーサーランク」と呼ばれるものです。Googleがオーサーランクの評価基準に取り入れているものの一つに、Google+があります。Google+の著者情報を、head内に記述すると、公開したコンテンツを「誰が書いたか」が明確になり、オーサーランクとコンテンツの紐付けを行うことが期待できます。

Movable Type でGoogle+へのリンクを貼る場合、テンプレートのheadタグ内に、以下の様な記述を行います。

<link rel="author" href="https://plus.google.com/yourname" />

多国語サイトを構築する場合、「hreflang」の指定を行う

多国語サイトを構築する場合、例えばグローバルサイトとアメリカ向けサイト、あるいはアメリカ向けサイトとイギリス向けサイト、などのように、「同じ英語でも国別によりコンテンツが違う」という場合があります。このように、多国語サイトを構築している場合、「hreflang」属性を指定することで、各国のGoogleに正しい情報を検索結果として表示させる方法があります。

例として、英語で書かれたサイトが三つあるとしましょう。ひとつは起点となるサイト、いわゆる「グローバルサイト」です。残りの二つは、同じ英語でも特にアメリカ向けに作成された、「アメリカ向けサイト」と「イギリス向けサイト」です。

この場合、グローバルサイトには

<link rel="alternate" hreflang="x-default" href="http://example.com/">

と記述し、アメリカ向けのサイトは

<link rel="alternate" hreflang="en-us" href="http://example.com/en-us">

イギリス向けのサイトには

<link rel="alternate" hreflang="en-us" href="http://example.com/en-uk">

と記述することで、アメリカやイギリスのユーザーには、それぞれの国向けの検索結果を表示させることができます。

Movable Type で実装する場合には、例えばブログ名をつかって条件分岐を行い、それぞれのサイトにhreflangの属性を指定する方法が考えられます。

例えば、アメリカ向けのブログが「US」という名前、イギリス向けのブログが「UK」という名前、それ以外をグローバルサイトとする場合、以下のように条件分岐をするのもひとつの方法です。

<MTSetVar name="blogname" value="<$MTBlogName$>">
<MTIf name="blogname" eq="US">
    <link rel="alternate" hreflang="en-us" href="http://example.com/en-us">
<MTElseIf name="blogname" eq="UK">
    <link rel="alternate" hreflang="en-uk" href="http://example.com/en-uk">
<MTElse>
    <link rel="alternate" hreflang="x-default" href="http://example.com/">
</MTIF>

いかがでしょうか?Movable Type には、Google が説いている SEO対策に適した機能がいくつも実装されていることが、お分かりいただけたことと思います。この機会に、ご自身の Movable Type の設定を見なおして、Google に検索してもらいやすくなるような SEO対策を施してみましょう!

© MAKEPO

 
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著者情報

オサナイタケシ

長内毅志

Movable Type プロダクトマネジャーを経て、現在、Movable Type エバンジェリスト兼デベロッパーリレーションマネジャー。

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長内毅志

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