ノウハウをいつでも。ウェブマーケティングのポータルサイト

ITを活用したマーケティング戦略入門

コンテンツマーケティング

011コンテンツマーケティングのPDCAは顧客とのコミュニケーションプランから

このエントリーをはてなブックマークに追加
      
follow us in feedly
友だち追加数
インバウンドマーケティングにとって、良質なコンテンツを継続的に提供することが大前提というポイントには前回も触れましたが、コンテンツを作成するだけでマーケティングが成り立つわけではありません。

中・長期的な戦略に基づいてコンテンツサイトを運用しながら、コンテンツを見直したり、サイトをより使いやすく改善するなど、時代の変化やニーズに合わせて継続的にブラッシュアップを図ることが必要です。そこで今回は、インバウンドマーケティング(広義のコンテンツマーケティング)のPDCAの回し方について、お伝えしたいと思います。

基本的な考え方としては、下記のようなマーケティング活動の中で、(4)のコンテンツ作成・アプローチと、(5)の運用(効果検証・改善)を繰り返す作業がPDCAに当たります。

  1. 自社の商品・サービスを取り巻く環境を分析
  2. ターゲットを分析(設定)
  3. コンテンツの内容および配信場所・頻度を設計
  4. コンテンツの作成とアプローチ
  5. 運用(効果検証・改善)

(1)~(3)については、既にお伝えしているところもありますので、ぜひ今一度、振り返ってチェックしてみてください。

ちなみに、(3)に挙げたコンテンツを提供する場所については、「手軽さ」「検索エンジン対策」「SNSとの親和性」を兼ね備えたブログが最もメジャーとご紹介しましたが、無料のブログサービスの利用は、できるだけ避けましょう。

Fotolia_63379426_Subscription_Monthly_M.jpg

アクセス解析のしやすさや、ブログのプラットフォームとして最適なCMS、WordPressのインストールなどを考えると、自社で独自ドメインとサーバーを契約し、コンテンツマーケティング用のブログを用意して運用するほうがベターです。

(4)のアプローチとはすなわち、既存客・見込み客との最適なコミュニケーションの実現を図ることです。自社の商品・サービスの知名度向上やブランディングを通じて見込み客を集めることもコミュニケーションの一種。単なる情報提供とマーケティングの違いは、こうしたコミュニケーション施策の有無にあると言っても過言ではありません。

ここで重要なことは、試行錯誤を重ねること。例えばブログとSNSや動画コンテンツを組み合わせるといった運用を試し、(5)の効果検証を経て、試験的に組み合わせたコンテンツを継続する/改善して継続する/別の方法を検討するなど、次の手を決定します。また、組み合わせるコンテンツが増えたら、コンテンツ・マップを作成すると便利です。

サイトの作り変えをはじめ、無料のツールやメールセミナー、独自データのダウンロードなどのオファーを用意し、顧客のアクションを促すような仕掛けを設定することも、アプローチに当たります。WordPressでブログを構築していれば、オファーの申込みフォーム設置も比較的簡単に可能です。

アンケートを実施した場合は、その集計結果と併せて、実際にどのように商品・サービスに生かしたかをブログで報告するといった活用方法もあるでしょう。

(5)の検証の目的は、どういったマーケティング活動が顧客化につながるのかを把握することです。項目としては、どこから、どのようなキーワードでブログ(コンテンツ)に辿り着いたのか、アクセス数やオファーに対するコンバージョン率、コンテンツから自社サイトに誘導できた割合、広告等を含めた費用対効果などが挙げられます。

この検証結果から、より効果的なコンテンツについて改めて考えるといった形で、コンテンツを軸とした検証と改善を繰り返し、メディアミックスやオファーの内容を検討すること、これが最終的なゴールである「リピート顧客の育成」につながります。

併せて、特定のオファーに申し込んだ人に対して関連セミナーを案内したり、ブログから自社サイトに訪れて商品・サービスを閲覧した人に対して、興味に応じたレコメンドメールを送るなど、適宜アウトバウンドマーケティングも取り入れていきましょう。

Fotolia_64516606_Subscription_Monthly_M.jpg

最後に、コンテンツマーケティングは、一度顧客化に成功すればOKというわけではありませんので、設計から検証までのどの段階においても、見込み客・既存客それぞれの満足を第一に考えることが大切です。

そういった意味では、コンテンツマーケティングとは、コミュニケーション・プランニング、あるいはコミュニケーション・デザインであるとも言えます。アンケートや直接的なヒアリングを通じて定期的に顧客の意見を聞くなど、良好な関係をキープする(できればより好意を持ってもらう)体制を構築し、顧客といいコミュニケーションができれば、信頼関係が強化され、親密度アップにもつながります。

コンテンツのボリュームだけにとらわれるのではなく、常に顧客満足度を意識しながらPDCAを回すように努めましょう。

© 株式会社ナレッジシステムズ

 
このエントリーをはてなブックマークに追加
   
follow us in feedly
友だち追加数

著者情報

ハセガワワタル

長谷川渉

株式会社ナレッジシステムズ 代表取締役 東京都生まれ。法政大学卒業後、システム会社、経営コンサルティング会社を経て独立。 システム開発歴は16年以上。 世界シェア75%を超える医療機器メーカーの営業支援システム、大手アパレルメーカーの基幹システム(CRM)、業界トップクラスのセミナー事業会社の販売システム/顧客管理システムなど、多岐にわたるシステム設計・開発・導入・運用・保守の実績がある。 システムコンサルティングと相乗効果の高いWebマーケティング、データベースマーケティングをはじめ、オンライン・オフラインを組み合わせたマーケティング戦略も支援している。

他の参加者を見る

長谷川渉

関連記事

マーケティングノウハウ足りてますか?

MAKEPOのメルマガ…購読してみませんか?
直近のピックアップ記事のほか、セミナー・ツール活用情報など不定期でお伝えしています。「サイトにアクセスするのは面倒だ!」「電車の中でざっくり読みたい」という方は是非ご登録ください。 リアルタイムで情報取得をしたい方は、RSSまたは公式Twitterをフォローしてご覧ください!

通勤中の情報収集に!

メルマガ登録

いますぐ新着情報を知るなら

LINE@で友だちに追加!