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022料金形態から見るインターネット広告

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以前、ターゲット別インターネット広告をまとめてご紹介しましたが、今回は、料金形態からインターネット広告を把握してみたいと思います。

インターネット広告にも予算枠があり、その中で費用対効果を考えながら運用していくというフローは、紙媒体の広告や自社チラシなどと同じはずです。広告料金の目安もお伝えしますので、予算を立てる際の検討材料として、併せてお役立てください。

クリック課金型

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PPC(Pay Per Click)広告とも呼ばれ、広告をクリックしてリンクされたページにジャンプした時点で広告料金が発生するタイプの広告です。主にリスティング広告ディスプレイ広告(アドネットワーク広告)などで利用されています。

リスティング広告やディスプレイ広告のクリック課金型料金の目安は、1クリック10円~500円前後。オークションのように入札形式でクリック単価が上がるものが多くなっています。

キーワードやユーザーのセグメントごとに1クリック当たりの料金が設定されているため、ターゲットに合わせた広告展開がしやすく、費用対効果の高さが最大のメリットです。

インプレッション課金型

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広告を1回表示(インプレッション)するごとに料金が発生するタイプの広告です。キャンペーン連動型の広告などに向いており、主にDSP広告SNS広告で利用されています。

なお、1インプレッションでは単位が小さすぎるため、通常は1000インプレッション単位で取引されます。ディスプレイ広告のインプレッション課金型料金の目安は、1000インプレッションあたり10円~500円前後。

ここで、クリック課金型とインプレッション課金型、どちらがいいの?という疑問が出てくるかもしれません。一般的に、クリック課金型は予算管理もしやすく、初心者にも成果が出しやすいと言われています。一方、ターゲットを絞り込み、クリック率の高い広告クリエイティブを作ることができれば、インプレッション課金型のほうが高い費用対効果が望める側面があり、入札価格を調整する手間も省けます。

そこで、料金形態を選択できる広告であれば、まずインプレッション課金型にチャレンジし、思ったような数字が得られなければ、ターゲット(リーチ)を広げたり、広告内の画像やキャッチなど(クリエイティブ)を変えてみる、それでも思しくない場合は、インプレッション課金型の中~後半あたりの単価でクリック課金型を試すというプロセスがお勧めです。

エンゲージメント課金型

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ソーシャルメディア上で、コメントシェアやクリックをしたユニークユーザー数や、投稿記事に対して画像を大きくしたり、「もっと見る」をクリックするといったアクションの数を「エンゲージメント」として、1エンゲージメントごとに広告料金が発生するタイプの広告です。

主に上記のようなSNS広告で利用されており、相場は1エンゲージメント(CPE:Cost Per Engagement)あたり1円~200円前後。活用次第で、一定期間で確実に売上を上げたい、ロイヤルユーザーを掘り起こしたいなど、さまざまな目的に応用でき、注目度が高まっている広告手法の1つでもあります。

掲載課金型

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ポータルサイトやウェブ媒体内で、掲載利用料金や期間、サイズなどが定められた枠内にコンテンツ等を掲載するタイプの広告方式です。バナー広告(純広告)記事広告(ネイティブアド)などで利用されます。

純広告はどの媒体に掲載するかによって料金の幅が大きくなり、1~50万円ほど(ポータルサイトのトップページなどでは1千万円を超えることもありますので、除外して考えます)。記事広告はページビュー(PV)保証型が多く、1万PVで50万円前後などです。

掲載する時期などによってインプレッション数が増減しますが、メディアやサイトの選定次第では高い費用対効果が期待できます。

とはいえ、DSP広告などが普及し、バナー広告は縮小傾向にあるため、純広告用のサービスの一環として、広告掲載期間中のインプレッション数を保証するインプレッション保証型広告も出てきているのが実情です。

成果報酬型

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文字通り、広告主の商品やサービスが実際に購入・成約された場合にのみ費用が発生するタイプの広告で、サイト運営者が広告主の商品やサービスの宣伝するアフィリエイト広告が該当します。購買や申込みまで至らなかった場合は料金が発生しないため、コストリスクは低い方式といえます。

サイト運営者の宣伝・広告を経由して成約した場合に発生する1件当たり成果報酬の金額は広告主が自由に設定することができますが、広告費はアフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)に対して支払う形になり、ASP初期費用として5万円前後、ASP月額固定費用として月5万円前後、ASP手数料として成果報酬額の30%前後が発生します。

配信課金型

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1通あたりのメールやプッシュ型メッセージの配信ごとに費用が発生するタイプの広告です。メール1通につき5~20円ほどが目安。

年齢や性別、興味・関心などでターゲットをセグメント化して配信できることが最大のメリットで、これまではメール広告で使用されることが多かったのですが、最近ではアプリのプッシュ通知やLINEなどのメッセージサービスでも利用されてきています。

ターゲット層が多数購読していそうなメールマガジンに数行程度の広告を挿入してもらうメールマガジン広告もこちらに含まれます。

視聴課金型

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YouTubeなどの動画共有サイトで、目的の動画を再生する前に数秒から数十秒間、広告が表示されるのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。この広告が実際に視聴された際に費用が発生するタイプが視聴課金型広告です。

バナー広告などの場合は、広告が表示されたり、クリックされるたびに費用が発生しますが、視聴課金型は視聴されるまで料金が発生しません。相場は1クリックあたり10~200円ほど。

別途、動画制作費は必要となりますが、視覚効果が高いぶん、記憶に残りやすく、コンテンツ(広告)から自社サイトへのスムーズな誘導が可能と考えられます。

以上、インターネット広告には様々な料金形態が存在します。まずは低コストでスタートできる広告から試してみるのが王道ですが、より費用対効果の高い広告を選び、ターゲットにいっそう訴求できるよう、運用改善していくことが大切です。ぜひ、いろいろな広告形態にチャレンジしてみてください。

© 株式会社ナレッジシステムズ

 
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著者情報

ハセガワワタル

長谷川渉

株式会社ナレッジシステムズ 代表取締役 東京都生まれ。法政大学卒業後、システム会社、経営コンサルティング会社を経て独立。 システム開発歴は16年以上。 世界シェア75%を超える医療機器メーカーの営業支援システム、大手アパレルメーカーの基幹システム(CRM)、業界トップクラスのセミナー事業会社の販売システム/顧客管理システムなど、多岐にわたるシステム設計・開発・導入・運用・保守の実績がある。 システムコンサルティングと相乗効果の高いWebマーケティング、データベースマーケティングをはじめ、オンライン・オフラインを組み合わせたマーケティング戦略も支援している。

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長谷川渉

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