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023マーケティング目的でのブログの選び方とは

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「ブログを始めたいのですが、どこで始めるのがいいですか?」といったご質問を受けることがあります。

「個人的な趣味のブログを始めてみたい」ではなく、企業・団体が主体の、例えば「ブログから誘導してホームページのアクセス数を伸ばし、商品やサービスの購入、イベント集客につなげたい」「Facebookページで記事を書いても検索に引っかからないので、SEO対策の一環としてブログが使えるのではないか、むしろブログの記事をFacebookやメルマガで拡散(二次利用)していくほうが効果的なのでは」といった趣旨の質問内容です。

この場合、「どこで」の比較対象が、独自ドメインのブログに対し、Ameba(アメーバ)やlivedoor(ライブドア)などが提供しているレンタルブログサービスだとすると、検討すべきポイントは以下の3点になります。

レンタルブログサービスの検討事項

  1. 信頼性
  2. レンタルブログサービスは、手軽で簡単、初期費用や維持費がかからないといったメリットはありますが、ブログ内に広告が出たり、アフィリエイトなどの用途に使われることも多々あります。

    それだけでも、規模の大小にかかわらず、企業や団体がビジネスユース前提で認知度アップや集客導線の一つとしてブログを活用したい場合、顧客から見て信頼性・信用性に欠けるリスクは否めません。

    また、「レンタル」というネーミング通り、コンテンツ(記事)も自社の資産にはならないため、意図せず規約に違反した記事を公開していると、勝手に記事が削除されてしまったり、最悪の場合、ブログの閉鎖(アカウント削除)リスクもあります。

  3. カスタマイズ
  4. レンタルブログサービスでは、デザインやカスタマイズ(文字数やflash、PHPなどのプログラム機能)に制限があります。更新したいときにメンテナンスタイムが重なると、自由に更新することもできません。

    さらに、アクセス解析が実装されていても、実際の数値とかけ離れていたり、詳細な解析ができなかったりと満足に使えないことが多く、本格的にブログをビジネスに活用したいと思っている企業ほど歯がゆい思いをする、という事態に陥りかねません。

  5. SEO対策
  6. レンタルブログサービスは、スタート時のSEOでは優位と言われていますが、内部SEOの基本的な評価項目である「メタキーワード」「Description」を自分で設定できず、記事の掲載URLにキーワードを入れるといったことができないケースも少なくありません。

    これは、自社でSEO対策のコントロールができないということであり、長い目で見ると、SEO効果が高いとは言えません。

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レンタルブログサービスは絶対に使えない!?

とはいえ、顧客(ターゲット層)がレンタルブログサービスのユーザーの中にいるようなケースでしたら、そのブログサービスを使う意味があります。

同じブログサービスを利用しているユーザー同士であれば、コミュニケーションも取りやすく、ブログサービス内でのアクセスも期待できるからです。

例えばアメーバブログ(以下「アメブロ」)には、若者や女性ユーザーが多く集まります。

企業研修やビジネス系の講座を売りものにしている法人が、いくらアメブロで記事を書いても、ターゲット層にはあまりマッチしませんが、趣味のサロンや料理・英会話などのレッスン、若年層をメイン顧客とするアパレル関連のブログであれば、集客に活用できる可能性があります。

アメブロ内のサイト内検索やランキングにヒットすることは容易ではありませんが、Twitterやmixi、facebookといった外部SNSとの連携も簡単にできますので、費用対効果を考えても、一般的なサイトでSEO対策やリスティング広告を行う前に、チャレンジしてみる価値があるのではないでしょうか。

なお、アメブロは商用利用禁止。あからさまな商業的宣伝記事などはNGですので、頭に入れておきましょう。

では、「どこで」ブログを構築すべきか?

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結論から言うと、マーケティングを重視したビジネスユースでしたら、WordPressでブログを作成されることをお勧めします。もともとWordPress自体がブログシステムですし、上記で述べたレンタルブログサービスの弱点をすべてクリアできるのが、WordPressだからです。

デザインもカスタマイズも自由で、プラグインも豊富。マーケティングには必須の、信頼性の高いアクセス解析ツールも導入できます。当然ながら、商用利用に制限もありません。確かにサーバ代・ドメイン代はかかりますが、年間3000円程度から導入できます。

SEOの観点でも、レンタルブログサービスでは1つしか設定できないことが多い「カテゴリー」も複数設定できますし、「タグ」も複数設定が可能なため、それだけ検索エンジンにヒットしやすくなります。

しかもここ数年、自社のホームページをWordPressで構築するところが増えてきました。つまり、追加コストを掛けずに自社サイトと同じドメインのブログをWordPressで作ることができるケースも増えているということになります。自社サイトと同じドメインでしたら、信頼性の心配もありません。

ちなみに、WordPressブログからSNSはもちろん、レンタルブログサービスに連携して、アクセス数アップを図ることもできます。単なるコピー&ペーストではスパムとみなされて逆効果ですが、引用形式にするなど、方法はあります。

レンタルブログサービスに比べ、様々なメリットがあるWordPressブログ。マーケティングを目的としてブログをスタートされる場合は、検討してみて損はありません。

なお、技術的に自社ドメインのブログを導入することができず、やむなくレンタルブログサービスからスタートする場合でも、広告を出さないプラン(有料)を選びつつ、記事と読者のバックアップを取っておくなどの対策を講じておきましょう。

© 株式会社ナレッジシステムズ

 
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著者情報

ハセガワワタル

長谷川渉

株式会社ナレッジシステムズ 代表取締役 東京都生まれ。法政大学卒業後、システム会社、経営コンサルティング会社を経て独立。 システム開発歴は16年以上。 世界シェア75%を超える医療機器メーカーの営業支援システム、大手アパレルメーカーの基幹システム(CRM)、業界トップクラスのセミナー事業会社の販売システム/顧客管理システムなど、多岐にわたるシステム設計・開発・導入・運用・保守の実績がある。 システムコンサルティングと相乗効果の高いWebマーケティング、データベースマーケティングをはじめ、オンライン・オフラインを組み合わせたマーケティング戦略も支援している。

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長谷川渉

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