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002Sago Sagoの事例 - おなじみのメンバーが登場するシリーズもので乳幼児だけでなく、「親」を虜にする

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カナダ Sago Sago
http://www.sagosago.com/

カナダのトロントにあるデザインと開発のチームです。「海外では業務提携を積極的に行っている」と前回ご紹介したスウェーデンのToca Boca社が、2013年3月にトロントの子ども向けコンテンツを提供するクリエイター集団 zinc Roe teamを引き入れ、活動を始めたスタジオです。おもに2~6歳の幼児向けアプリを扱っていて、現在11のアプリ(iOS版)がリリースされています。

前身であるzinc Roeは、もともと乳幼児(2~4才)を対象にした「Tickle Tap」シリーズのほか、さまざまな子ども向けのコンテンツを開発している集団でした。この「Tickle Tap」シリーズをベースにSago Sagoのアプリとして生まれ変わったのが、SAGO miniシリーズ。このシリーズのみをzinc Roeから独立させ、新生Sago Sagoとして開発を続けるという方針が買収時に話し合われていたようです。リニューアルによって、対象年齢を6才くらいまでに広げ、Toca Bocaと姉妹ブランドという打ち出し方で、ターゲット層を長く取り込めるようになりました。結果として双方の大きな利益につながることになったのは言うまでもありません。
※Toca Bocaが少し上の年齢(5歳~小学校低学年)を対象にしているのに対し、Sago Sagoは、未就学児を対象にした内容になっています。

そんなSAGO miniシリーズが、日本でもヒットしています!ネコ(ジンジャー)やイヌ(ハービー)やトリ(ロビン)や魚(フィン)といった、かわいらしいキャラクターが登場するのですが、シリーズものなので、毎回おなじみのメンバーに出会えるのも魅力です。小さな子どもでもわかりやすいシンプルな操作、いろんなストーリーが生まれる仕掛け、色や形や数が学べる知育要素も含んだインターラクティブな作りが、多くの親子を魅了してきました。小細工がいろんなところにあって、親子で遊びながら発見する楽しみもあります。

森の冒険海の冒険をはじめとする冒険ものは、子どもたちの好奇心をくすぐる仕掛けが満載!サゴミ二 フレンズでは、おなじみのキャラクターが大集合。どのアプリも、基本は300円(2014年12月現在)で購入する必要がありますが、新作が出るとついついダウンロードしてしまいたくなる内容になっています。



子どものためのアプリであること

公式サイトに掲載されているポリシーは、簡潔でありながら、的確なメッセージでした。

Sago Sagoは、子どもたちの好奇心やなんでも試してみたい気持ち、そして表現力を自然と引き出してくれるようなアプリを創り出し続けています。大人から指導されたり評価されることよりも、自分で実験したり探検することで幼い子どもたちは多くのことを学びます。私たちの情熱は、子どもたちに何かに体得することや所有することの感覚を与えてくれるような制限のない遊びの経験を創作してあげることにあります。

前回取り上げたToca Bocaと共通して、子どものためのアプリであることを徹底的に追求している印象を大きく受けます。もちろん、第3者広告を置かないことやアプリ内課金をさせない指針も共通するところです。

そして、Toca Bocaと同じく、Sago Sagoもきちんとしたガイドラインを持っています。

指針としていること

今回も引用と簡単な意訳でご紹介します。

Our guiding principals:

Mastery. Our apps can be enjoyed by even very young children with little or no assistance, fostering a sense of accomplishment.

Ownership. Our apps provide a unique outcome or experience through the participation of our users.

Beauty. Our apps feature beautiful, original artwork, animation and sound. Humour. Our apps make kids smile.

指針としていること

使いこなせる:私たちのアプリには、幼い子どもたちでもほとんど助けなしに、達成感を味わえる楽しみがあります。
自分のものにできる:私たちのアプリは、ユーザーが参加することで、ユニークな結果や経験を提供します。
美しくある:私たちのアプリは、美しさやオリジナルのアートワークやアニメーションやサウンドを特徴とします。そして、子どもたちを笑顔にします。


Sago miniを紹介するこちらのヴィデオを見れば、きっとうまく理解することができることでしょう。



まずは、親をファンにする

「子どもたちが絶対に好きになってくれる」という自信があったとしても、子どもたち自身がアプリをダウンロードをしてくれるわけではありませんね。ターゲットは幼児だとしても、購入してもらう相手の想定を間違えると、思うように商品が売れないということがあるかもしれません。アプリに限らず、子ども向けの商品を売り出す際に重要なポイントの一つ「まずは、親をファンにする」を考慮に入れておくことは大切です。

幼いユーザーを虜にするには、まずその親たちをファンにする必要があります。そのためには、アプリそのものが魅力的であることはもちろん、安全であること、安心して遊ばせることができることはとても大事な要素です。

最近の子ども向けアプリは、広告収入をあてにした売り出し方をしない傾向が多く見られます。第3者広告を置かないことやアプリ内課金をさせない作りで、親たちからの信頼感を得ることを大切にしているようです。
さらに、Sago SagoやToca Bocaの場合は、自社広告(お知らせ)ですら、設定によって表示させないことも可能になっています。

安心や安全を提供した上で信頼感を勝ち得ることが、ファンを増やしリピーターになってもらえるという効果を生んでいるのかもしれません。お子様業界において、これはひとつのヒントになるかもしれませんね!

sago-kids© Sago Sago
【Sago Sagoの成功要因】

  1. 姉妹スタジオのToca Bocaと相乗効果で認知度をアップさせた(ただし、Toca Bocaとは少し違った年齢層をターゲットに)
  2. 親しみやすいキャラクターを毎回登場させ、シリーズ全体で楽しんでもらえるようにしている
  3. 操作はシンプル&実は凝った仕掛けも登場!で、親子が共に発見しながら楽しめる内容に
  4. まずは、親をファンにする(第3者広告を置かないことやアプリ内課金をさせない指針を貫くことで、安心感を与えている)
参考

© MAKEPO

 
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