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003WEBは見た目が9割① -あの娘に魅せたいMr.ORE-(後編)

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オレオレマーケティング

さてさて、当学園の生徒の皆様は既に「意中の相手」は見つかりましたか?

妄想で良いのですから、二次元でも、三次元でも、四次元でも構いません。

ただし、まずは「たった一人」に集中して下さいね。

初回のオリエンテーションでチャラケター(チャラチャラマーケター)のお話をしましたが、事実、しっかりとターゲットセグメンテーションをせずに、矢継ぎ早に声をかけまくるナンパ師のようなマーケターは多々おります。

「より多くの方に...」といえば聞こえはいいのですが、それって「誰でもいい」とあまり変わらないんです。

WEBにおいても一途で誠実な人が好印象を持たれます。

例えば、好きな曲の歌詞を読んだり聞いたりしている時、

「やばい。。桜井さん確実にオレの為に歌ってる。オレの気持ち、代弁してくれてる。本当、感性とか丸かぶりじゃん。っていうか、桜井=オレだわ。Mr.OREだわ。」

「AKBって、本当オレのことで頭いっぱいじゃん。やれやれだわ本当。完全オレ狙いだわ。でも、嫌いじゃないよ、そういうグイグイ。」

って、思ったことはありませんか?

こうした共感できる歌詞の共通点としては、細やかなシチュエーションや、言動の表現が非常に具体的なことが多いです。

ヒットを飛ばせるアーティストにはこうした共通点があるんですね。

WEBコンテンツも同様です。ーまるで自分の為に存在しているような感覚にさせるーことが重要なんです。そう、実はMr.OREは無限に存在しているんです。Mr.ORESなんです。

これこそが、ウブカタの提唱する「オレオレマーケティング」です。オレオレというと詐欺めいたマーケティングスキルと勘違いされそうなのですが、「あるある」の最上級と捉えて下さい。

【ふむふむ(理解)】 → 【あるある(納得)】 → 【おれおれ(共感)】という具合です。

占いも良い例ですね。血液型でも、手相でも、何でもそうなんですが、大体の人に当てはまる言葉を伝えつつ、相手の反応を見ながらステレオタイプに当てはめてカテゴライズしていき、ありがちな具体例を織り交ぜていきます。

そうすることで、お客様は「え?なんで知ってるの?!」と錯覚します。

高じて顧客は「自分を知ってくれている人、自分を理解してくれる人、まるで自分みたいな人」にハマッていくのです。

ハマられる人になる為には、ターゲットセグメンテーションを全力でやる必要があります。ウブカタは果て無き妄想の末、勝手に名前を決めて履歴書、経歴書+αまで書くこともあります。

大袈裟なケースですが、そのセグメンテーションで得られたペルソナが世界に一人か、二人いるかいないかでも構いません。商材自体の価格設定を極端に引き上げることで売上は確保されます。そして、そこまで細分化してターゲットを絞った商品・サービスであれば、ユーザーは確実にリピーターとなってくれるでしょう。

保険としてサブターゲットを置きたくなる気持ちは分からないでもありませんが、結果的には軸がブレてしまい気づいた頃には軌道修正に大きな費用と時間を要することになります。

マスマーケティングの落とし穴

このあたりで、ターゲットの絞り方の重要性については説き伏せられたと思ってよいでしょうか?

見た目の良さを整える前に、「誰にどんな自分を見せたいのか」をしっかり検証してください。

ゴリゴリギャングスタラッパー好きの女の子に、マッチョで日焼けしたボディーやスタイリッシュに整えた五分刈りで魅せたいのか?

意外とロールキャベツな個性派青文字系女子に、フェミニンでアンニュイな草食的一面を演出してガブっといってもらいたいのか?

何をもって、見た目が良いかは、相手、とどのつまりユーザーの好みによって変動していきます。

そしてそのユーザーの好みはターゲットを細分化することで必ず見えてきます。

その好みに合わせて、提供するWEBサイトの配色を考えたり、レイアウトを整えたりしていく過程を経て、「嫌いじゃないでしょ?こうゆうの?」とドヤデザインが生まれてくるわけです。

具体的なWEBデザインの作りこみ方に関しては、ウブカタのもう一つの連載「恋するU♡I」にて今後、共有させて頂きますのでそちらを楽しみにお待ち頂けますと幸いに存じます。

まずは、マス向けのマーケティングには曖昧で非効率という弱点があることを知って下さい。マスメディアを代表するテレビCMの広告募集などで使われている集計区分例を挙げてまいります。

  • C層 男女4歳~12歳
  • T層  男女13歳~19歳
  • M1層 20歳~34歳の男性
  • M2層 35歳~49歳の男性
  • M3層 50歳以上の男性
  • F1層  20歳~34歳の女性
  • F2層 35歳~49歳の女性
  • F3層 50歳以上の女性

さて、生徒の皆さん。たったこれだけの情報で、サービスや商品をどんな見た目にしていくのが良いか分析できますか?

例えば、M2層に向けたファッションブランドを例に分析を試みてみましょう。

M1時代はそれなりに見た目や質に気を遣っていたものの、オシャレすること自体に疲れてしまい、私服はスーパーの2Fで済ませている方。順調に築いたキャリアを誇示するかのように有名ブランドを収集し、自身のステータスを意識した小物使いや、生地・縫製のクオリティにこだわりを持つ方。または、ブランドにこだわらず、ラフで自由なスタイルを貫きながらも、そのファッション性に個性が光るスタイルを持つ方。

...とキリがありません。

このような、だだっぴろい市場において何かを仕掛けられる自信がありますか?

誰もが魅了され、みんなに愛され続けるものなんて存在しないのです。

ここで質問が来るでしょう。

「じゃあ、なんでみんなヴィトンの財布持ってんねん?なんでみんな冬なったらヒートテック買うねん?っていうかオレ、半沢直樹めっちゃ好き!」

えっと、もう見た目うんぬんの話ではなくなって来ましたね。これは別の機会に詳しくお話をしたいのですが、単に「共通言語」を探しているだけなのです。

人は他者とのコミュニケーションによって自分の存在意義を見出だしていく生き物です。

この「共通言語」という魔法をかけることで、本来不可能であるはずの「誰からも愛される」もの・ことへと変身させることが可能になるのです。

ここで、本連載の大テーマとなる「バズ・マーケティング」を引き合いに出しましょう。

コミュニティに潜むオピニオンリーダーを探せ

この口コミを活用したマーケティング手法は、情報の発信者、つまりオピニオンリーダー(消費者の購買を左右するような影響を与える意見や感想を述べる人)に狙いを定めて、「兄やん、そらもう、こらええ蜜でっせ!前の蜜とは比べもんになりまへん。なんせ...」

と、確実に市場の中に潜伏している彼らを探し出し、商品やサービスの魅力を十二分に伝えられるかどうかがキーになるのです。

マーケティングにおいて、基本的にユーザーの種類は5タイプありまして、それぞれ採用の早い順に

  1. イノベーター(2.5%)
  2. オピニオンリーダー(13.5%)
  3. アーリー・マジョリティ(34%)
  4. レイト・マジョリティ(34%)
  5. ラガード(16%)

と呼ばれています。この中で、イノベーターとオピニオンリーダーの割り合いを足した16%への普及が、爆発的ヒットが実現する為の背景となります。

イノベーターが、ジワジワと時間をかけて火種を作り、オピニオンリーダーが息を吹き込むことで火が熾され、フォロワーが群がり、肉が焼ける匂いにまた誘われ...という具合に市場のバーベキューが始まるんです。

もうお分かりですね。オピニオンリーダーこそが、後に続くフォロワーである、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガードにとっての「共通言語」となるからです。

例えば、有名人がCMのイメージキャラクターに起用されるのも、既にファンという一定のフォロワーがいて、ファンの多くが潜在的な確度の高いマジョリティとなることを想定してのことです。

タレントは既にファンにとってのオピニオンリーダーなのです。

ホンダ愛用の時計、嵐が宣伝してるソーシャルゲーム、BIGBANGが着てるファッションブランド。ファンが多いタレントというのは何千万、何億という出演料を払ってもペイできる広告媒体なんですね。

タレントの名、つまり「共通言語」を通して話題が飛び交う口コミも容易に想像できます。

「ホンダって両腕にガガミラノしてんじゃん?オレぐらいになると、両足にもガガミラノなわけ。で、シュートした時に壊れたわけ。」

「嵐が宣伝してるゲーム、ほらなんだっけ?パズ龍だっけ、あれ面白い?ダウンロードした?」

「BIGBANGが着とって注目されてるブランドやねんけどさ、めっちゃ高かったけど買ってもた。ほら、オレって和製G龍的なとこあるやん?」

そこで想定されるクエスチョンは、有名人にアプローチしないと商品は売れないの?ということ。

答えはまぁ、YES。何十億もの資金があって、いきなりマス市場でのヒットを狙うならそのアプローチが最も効果が高いでしょう。

ただ、ご安心下さい。低予算でも実現できます。実は「有名人」というのはどんな小さなコミュニティにも存在しているからです。

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我が色恋WEB学園も一つのコミュニティ。クラスもコミュニティ。部活もコミュニティ。生徒諸君が住んでいる地元もコミュニティ。バイト先があるならそこもコミュニティ。

そして都合のいいことに、コミュニティというのは高い確立で同じ趣味趣向を持った人が集まりやすく、また複数の共通言語が存在しています。そしてコミュニティ内で圧倒的な発言力と影響力を持つボス(オピニオンリーダー)を探し当てるのです。

いったん、順番を整理します。

今回、何度も伝えたターゲットセグメンテーションをした後に生まれたペルソナをもとに、イノベーターとなりうる家族や友人にアプローチして下さい。

そこで、どんな些細な意見も取り入れながらトライアンドエラーを繰り返してより良いものへと進化させて下さい。

その後、再び声を拾い上げて、たとえ少数でも「満足させた」という確かな実績を作って下さい。

このイノベーターから吸い上げたレビュー・実績こそが火種となるのです。

そして、ターゲットが存在するであろうコミュニティを割り出しボスであるオピニオンリーダーを探し出してアプローチして下さい。

彼らを口説いてユーザーになってもらったら、後はフォロワーとなるハチさん達(アーリー・マジョリティ)にブンブンと飛び回ってもらいます。

やがて、その噂が別のコミュニティやハチさん達(レイト・マジョリティ)に、そして定番になった頃には今まで利用を拒んで来た人(ラガード)も重い腰を上げて...。

そこから先は、想像して下さい。気づいた頃には生涯一度も会ったことの無い人が、地球の裏側に住んでいる人が、あなたの生み出したものを使っているかもしれませんね。

それって、とっても素晴らしいことだと僕は信じてます。ではでは、なんだか照れ臭くなったところで、次回も見た目をテーマに授業を進めていきますね。

ウブカタでした。

© MAKEPO

 
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著者情報

ウブカタヒロアキ

ウブカタヒロアキ

1983 年生まれ。兵庫県出身。東京都在住。 インターネットサービス系企業、IT/通信企業、インテリア企業を経て2011年独立。その後、フリーランスのWEB・グラフィックデザイナー、マーケターとしての活動を経て、2012年にデザイン制作会社を起業。2014年より株式会社ファインドエッグ 取締役兼最高マーケティング責任者。

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