ノウハウをいつでも。ウェブマーケティングのポータルサイト

マーケティング担当者のためのWebライティング講座

コンテンツマーケティング

003あなたが駄文しか書けないのは "目的" から出発できていないから

このエントリーをはてなブックマークに追加
      
follow us in feedly
友だち追加数

"目的" から出発できない文章はすべて駄文

記事を書く、あるいはコンテンツを企画するときに、「ネタがないか?」と頭を捻っていないだろうか。ネタ探しは悪いことではないが、真っ先にやるべきことではない。

個人のブログ、趣味のブログなら、気ままにネタから出発するのもいいだろう。だが、自社メディアやブログを、わざわざコストを掛け、人件費を費やして運用するからには、目的があるはずだ。

商品やサービスの販売、リクルーティング、認知向上、ブランド醸成などなど。

極論を言えば、"目的" から出発できない文章は、すべて駄文である。求める成果に寄与しないのであれば、まったく意味が無いからだ。作家顔負けの美文を書こうが、100万人に読まれようが、そんな自己満足には何の価値もない。


事例:イベントレポートを掲載して何がしたいのか?

「ライティングの極意とは、マーケティング視点である」というのが、本連載の最大のテーマだ。求める成果を得るために、どういう手順を踏むべきなのか。マーケティングの基本に立ち返れば、すべての駄文は生まれ変わる可能性がある。事例を紹介しよう。

主催したイベントのレポートを、自社ブログに掲載すると仮定する。多くのアマチュアライターは、イベントの内容を正確に伝えようと苦心するだろう。会社としてアピールしたい部分を強調する、くらいの小細工はするかもしれない。

これは三重の意味で最悪だ。99%の確率で駄文が生み出される。

第一に、圧倒的大多数の消費者にとって、参加していないイベントの内容になんか興味はない。時系列に沿って正確に記述するのは、記録用・報告用の社内向けレポートだけで充分だ。

第二に、「会社としてアピールしたい部分」は、会社側が知ってほしい情報に過ぎず、読み手が知りたい情報ではない。典型的な情報の押しつけだ。

第三に、記事を書く目的がまったく見えない。そもそも、イベントのレポートを掲載して、どうしようというのだろうか? 書くことがないから書いておけ、みたいな話を、実際に耳にするが、あなたの会社はいかがだろうか。

目的に合致しなければ「記事にしない」もあり得る

Webライティングにおいて、すべての文章は、目的から出発しなければならない。

たとえ上司から「せっかくブログがあるんだから、イベントのレポートくらい書いておけよ」と言われても、機械的に従ってはいけない。目的を達成するためにはあまりに非効率な題材だと判断すれば、そもそも "記事にしない" という選択も当然あり得るからだ。

ここでは、オウンドメディア(自社ブログ)の最大の目的を、"潜在顧客と繋がり、販売促進につなげる" と仮定しよう。ライティングの際に最も重視しなければならないのは、自社の魅力を伝え、ファンを増やすということだ。

目的が明確になれば、題材選びができる。主催したイベントは、"自社らしさ" や "魅力" を伝えられる要素があっただろうか? あるいは、知ってもらえればきっとファンが増える、というような訴求ポイントがあっただろうか?

目的から出発するライティングの思考方法

題材としてふさわしいと判断できるのであれば、具体的にコンテンツを企画し、ライティングに着手する。

大前提として、ハイライト部分だけを抜き出して伝えるべきだ。目的を達成するためには、まず、潜在顧客にストレスなく読んでもらえるように工夫しなければならない。イベント内容すべてを時系列に沿ってバカ丁寧に記述するような愚は、けっして犯してはならない。

また、 潜在顧客が知りたいと感じる部分、あるいは興味を持つ部分はどこか、という視点も忘れてはならない。会社として強調したい要素もあるだろうが、補足程度に止めなければいけない。

これらを踏まえつつ、潜在顧客にファンになってもらうにはどういうアプローチをするべきか?を考え、記事を構築していく。

自然に、読み手や潜在顧客を最優先に意識したライティングに行き着くはずだ。もしあなたが、駄文しか書けないとすれば、おそらく問題は文章力ではない。 "目的" から出発できていないことが原因だ。


© MAKEPO

 
このエントリーをはてなブックマークに追加
   
follow us in feedly
友だち追加数

著者情報

ヨリカネケイイチ

寄金佳一

1979年生まれ。横浜市在住。『D*MANIA』ディレクター、フリーライター、ブロガーとしての活動を中心に、WEBライティング講師や、WEBマーケティング&メディア運営アドバイザーを手がける。

他の参加者を見る

寄金佳一

関連記事

マーケティングノウハウ足りてますか?

MAKEPOのメルマガ…購読してみませんか?
直近のピックアップ記事のほか、セミナー・ツール活用情報など不定期でお伝えしています。「サイトにアクセスするのは面倒だ!」「電車の中でざっくり読みたい」という方は是非ご登録ください。 リアルタイムで情報取得をしたい方は、RSSまたは公式Twitterをフォローしてご覧ください!

通勤中の情報収集に!

メルマガ登録

いますぐ新着情報を知るなら

LINE@で友だちに追加!