ノウハウをいつでも。ウェブマーケティングのポータルサイト

マーケティング担当者のためのWebライティング講座

コンテンツマーケティング

007書き出しで記事の価値を100%伝えきるWebライティングのテクニック

このエントリーをはてなブックマークに追加
      
follow us in feedly
友だち追加数

記事の "書き出し" には明確な正解がある

アマチュアの書き手はしばしば、「何から書き出せばいいのかわからない」との課題を口にする。

私は、個人メディアの活動で、学生に記事制作を依頼することがあるが、やはり "書き出す" ということに苦労しているのがわかる。いったん書き出しさえすれば、全体を仕上げるのには、それほど時間はかからないのである。

記事の書き出しには、何を書くべきなのだろうか?

実は、明確な正解がある。必ずやらなければならないのは、第一に、何について書いた記事なのか明確にすること。第二に、記事の価値を余すところなく伝えきるということである。
(この記事の書き出しは、両者を満たしているはずだ。)


多忙な社長に5分でプレゼンする状況を想像する

Webライティングにおいて、書き出しは重要である。もしあなたが自社メディアの担当者で、ライターを選定しなければならないとしたら、書き出しでマーケティング感覚の有無をチェックするのは、よい方法である可能性が高い。

私がWebライティングのレクチャーするとき、よく「Webライティングは、多忙な社長に5分でプレゼンする状況に似ている」という表現をする。

興味を持ってもらえなければ、5分を待たず即座に打ち切られてしまうが、逆に興味を持ってもらえれば、10分でも20分でも延長して聞いてもらえる。

勘違いしてはいけないのだが、大半の読者は、記事が読みたいからWebサイトを訪れているわけではない。欲求を満たしたり、課題を解決したりしたいだけなのだ。

知りたいことがあって、Google検索をして、とある記事にたどり着いたとする。早く情報を得たいのに、「知りたかったら最後まで読め」という "上から目線" の記事だったらどうか。

私ならさっさと検索結果画面に戻り、別の記事に遷移する。

Web上には無数と言っていいほどの記事があるのだ。よほどニッチな題材ならともかく、「5分かけて読んだのに、求めている情報はなかった」と時間を無駄にする可能性がある記事など、後回しである。

まず、何について書いた記事なのか明確にする

プレゼンテーションでは、主旨の不明な話を延々と聞かされるほどの退屈はない。優れたプレゼンターは皆、何の話をするのかを初期段階で明確にする。

Webは前段のとおり、多忙な社長を相手にするようなシビアな環境だ。読み手に早い段階で「自分が必要としている記事だ」「読む価値がありそうだ」と直感させられなければ、他のページに遷移されてしまう。

2014-05-16_1123.pngのサムネイル画像livedoor NEWSが、おもしろい取り組みをしている。

記事タイトルをクリックすると、「ざっくり言うと」と、記事の3つの要点を箇条書きで紹介するページに遷移する。

詳しく知りたいと思えば、「記事を読む」をクリックする仕組みだ。

読み手に、記事を読めば欲求を満たせるのか? あるいは、課題を解決できるのか? などを即座に知らせられる、優れた仕組みだ。

150〜300文字で記事の価値を余すところなく伝えきる

書き出しでもう一つ絶対に必要なのは、記事の価値(結論、要点、ハイライトなど)を余すところなく伝えきる、ということだ。

全体として、150〜300文字程度を目安にするといいだろう。

ノウハウや情報であれば結論を、貴重なイベントのレポートならば「なにがどのように貴重で、なぜ読むべきなのか」を、出し惜しみせずにすべて書いてしまう。

結論や要点、ハイライトを先に書いてしまっては、本文を読んでもらえないのではないか?と心配するかもしれない。

大前提として、価値のないものを、価値があるように見せかけても、何のメリットもない。記事そのものや、題材そのものが優れているのは最低条件である。

もし、ハイライト部分を先に書いて、本文を読んでもらえないとしたら、記事や題材そのものに価値がないだけである。きれいさっぱり諦めるべきだ。

問題提起は "記事の主旨" や "価値" をスムーズに伝えるテクニック

書き出しの役割を理解できても、実践するには慣れが必要だ。

そこで最後に、社会経験の少ない学生だろうが、専業主婦だろうが、誰でも効果的な書き出しにできる、スペシャルなテクニックを紹介しよう。

問題提起である。

"記事の主旨" や "価値" を、スムーズに読み手に伝えるには、書き出しで問題提起をするといい。

たとえば、新しく開発された洗濯機を紹介したいとする。私なら、たとえば次のような書き出しにする。

「オムツが紛れ込んでいるのに気づかずに洗濯機を回してしまって、洗濯物が高分子吸水材まみれになってしまい、途方に暮れた経験はありませんか?
忙しい朝に、家族全員の洗濯物を一つ一つ払ったり、洗濯機を洗浄して洗濯しなおす時間なんかないんですよね。 でも、私たちはもう、朝から頭に血をのぼらせる必要がなくなりました。オムツ混入を検知する高精度センサーが開発されたからです。」

※もちろんこんなセンサーは存在しないと思うが、もし開発されたら我が家は今すぐにでも洗濯機を買い換える

最初の一文(問題提起)により、洗濯機について話すのだと瞬時にわかる。同時に、課題を示しているので、自然な流れで「どんな悩みを解決できるのか?」「今までの商品と比べてどこが画期的なのか?」という価値(結論、要点、ハイライトなど)に言及できる。

ぜひ参考にしてほしい。


© MAKEPO

 
このエントリーをはてなブックマークに追加
   
follow us in feedly
友だち追加数

著者情報

ヨリカネケイイチ

寄金佳一

1979年生まれ。横浜市在住。『D*MANIA』ディレクター、フリーライター、ブロガーとしての活動を中心に、WEBライティング講師や、WEBマーケティング&メディア運営アドバイザーを手がける。

他の参加者を見る

寄金佳一

関連記事

マーケティングノウハウ足りてますか?

MAKEPOのメルマガ…購読してみませんか?
直近のピックアップ記事のほか、セミナー・ツール活用情報など不定期でお伝えしています。「サイトにアクセスするのは面倒だ!」「電車の中でざっくり読みたい」という方は是非ご登録ください。 リアルタイムで情報取得をしたい方は、RSSまたは公式Twitterをフォローしてご覧ください!

通勤中の情報収集に!

メルマガ登録

いますぐ新着情報を知るなら

LINE@で友だちに追加!